「気付けば定時を過ぎていた」「やることが多くて仕事が終わらない」と悩んでいる人は少なくありません。ToDoリストを作っても予定どおりに進まず、残業が当たり前になっているケースもあるでしょう。
そのようなときに役立つ時間管理術が「タイムボクシング」です。作業時間をあらかじめ決めて行動することで、集中力を維持しながら効率良く仕事を進められます。本記事では、タイムボクシングの基本やメリット、実践方法について分かりやすく解説します。
◆タイムボクシングとは?
タイムボクシングは、時間を管理するためのシンプルで実践しやすい手法です。
タイムボクシングとは、あらかじめ作業時間を決め、その時間内で仕事を終わらせることを前提にスケジュールを組む時間管理術になります。「仕事が終わるまで続ける」のではなく、「決めた時間まで取り組む」という考え方が特徴です。
時間に区切りを設ける仕事術
「10時から10時30分までメール対応」「13時から14時まで資料作成」のように、作業ごとに時間枠を設定します。何をいつ行うかが明確になるため、迷う時間を減らせるのです。
タスク管理との違い
ToDoリストは「やること」を整理する方法ですが、タイムボクシングは「いつやるか」まで決めます。予定を時間に落とし込むことで、実行しやすくなるでしょう。
◆タイムボクシングのメリット
時間を意識して仕事を進めることで、さまざまな効果が期待できます。
タイムボクシングは、単にスケジュールを埋める方法ではありません。仕事の進め方そのものを改善し、生産性向上にも役立ちます。
集中力が高まりやすい
終了時間が決まっているため、「この時間内で終わらせよう」という意識が生まれ、ダラダラと作業を続けることが少なくなるでしょう。
優先順位を考える習慣が身に付く
限られた時間で成果を出すには、重要な仕事から取り組むことが大切です。その結果、優先順位を意識した行動につながります。
残業の削減につながる
作業時間を可視化することで、予定と実績の差が分かるでしょう。業務量の見直しにも役立ち、長時間労働の改善が期待できます。
◆タイムボクシングの実践方法
特別なツールがなくても、今日から始められます。
1日の予定を時間単位で決める
朝のうちに、その日のスケジュールを時間ごとに設定しましょう。予定が決まっていると、次に何をするか迷わず行動できます。
余白時間を確保する
予定を詰め込み過ぎると、急な対応が発生した際にスケジュールが崩れてしまいます。15〜30分程度の余裕を設けておくと安心です。
終わらなくても切り替える
時間になったら一度作業を区切ることも重要です。予定どおりに進まなかった原因を振り返り、次回の時間配分へ生かしましょう。
◆タイムボクシングを成功させるポイント
効果を高めるためには、いくつか意識したい点があります。
最初は短い時間から始める
いきなり細かく予定を組むと負担になりやすいため、30分から1時間程度の区切りで始めるのがおすすめです。慣れてきたら調整すると続けやすくなります。
実績を振り返る
予定どおりに進んだかを確認することで、自分の作業時間を把握しやすくなります。見積もり精度が上がれば、より現実的なスケジュールを立てられるでしょう。
◆まとめ
タイムボクシングは、「仕事に時間を合わせる」のではなく、「時間に仕事を合わせる」という考え方の時間管理術です。作業時間をあらかじめ決めることで、集中力や生産性の向上が期待できます。仕事が終わらないと感じている人ほど、まずは1日の予定を時間単位で区切ることから始めてみましょう。小さな習慣の積み重ねが、効率的な働き方につながります。
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