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【あなたはどっち?】おバカで突き抜けた人が世界を変える

今回は、「おバカで突き抜けた人が世界を変える」というテーマでお話ししたいと思います。「愛と成功のリーダーを暗躍させる」とか「世界を変える」とか、ビジョンを語る人間は、どこかバカっぽくないですか(笑)。世の中には、常識や既成概念にとらわれず、周囲の目を気にせずに突き進む人々がいます。

彼らは時に「おバカ」と呼ばれることがありますが、そんな「おバカ」たちがいるからこそ、世界を変える可能性を秘めていると私は強く信じています。あなたは、おバカになれてますか?

<世の中には2種類のおバカが存在する>

ただ、この「おバカ」と一言で言っても、実は、「おバカ」は大きく分けて、2種類存在します。日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者のヒロユキさんがこのように言っています。まず1種類目は、「考える前に行動するバカ」です。彼らは常に行動が先行し、その結果として問題を引き起こすことも少なくありません。

そんな愛すべきバカ、私もそのうちの一人ですが、「ちゃんと考えればわかるじゃん!」ということを平気でやってしまうような人です。ただ、これも1つの才能だと思うんです。というのも、これとは違って、行動の前にじっくり考える普通の人は、それだけで満足してしまうことが多いんです。そのデメリットを補うのが、すぐに行動する人、行動するバカです。

こういった人は、他の人々が思いもつかないような革新的なアイデアを生み出したり、思わぬ成功を達成する事も少なくありません。極端な例ではありますが、例えば、コロンブスは「地球は丸い」という当時としては突拍子もない考えを信じ、直ぐに行動し、結果的に新大陸を発見することにつながりました。

でも、もし彼が慎重に考えすぎていたら、この偉業は成し遂げられなかったかもしれません。このように歴史上の偉人たちの中にも、このようなタイプの「おバカ」と呼べる人物が多くいます。しかも、そういったトラブルメーカーと言えるようなおバカな人の行動は、そのトラブルさえ解決されれば、実は、物事自体が前に進んじゃってるというようなことになっているんです。

で、2種類目の「おバカ」な人たちが「そんな1種類目のおバカな人を排除してしまうバカ」です。こっちのバカのほうが様々な根深い問題を抱え持っています。愛せないバカです。このタイプのバカは一見すると真面目で堅実な人物に見えますが、実は非常に危険な存在です。なぜなら、彼らのその行動は長期的に見ると、社会から創造性や活力そのものを奪ってしまう可能性があるからです。

1つ目に紹介したおバカは、「いい人」「憎めない人」「いるだけで楽しくなる人」という面があります。トラブルメーカーになるけど、実はこういう人は「いいことをしたい」「なんとかしたい」という動機があるから行動を起こしているだけなんです。この特徴は、起業家やリーダーの資質、素質が高い人だとも言えます。

しかし、「考える前に行動するおバカ」を排除してしまうバカは、確かに短期的にはトラブルは減るかもしれませんが、それと引き換えに、組織や社会は活気を失い、イノベーションが起こりにくくなってしまうのです。

<愛すべきおバカがイノベーションを起こす>

では、なぜ「おバカ」たちがイノベーションを起こし、社会を活気づけるのでしょうか。まず第一に、彼らは失敗を恐れないからです。多くの人々は失敗を避けようとするあまり、新しいことに挑戦することを躊躇してしまいます。

しかし、「おバカ」さんたちは失敗を恐れず、むしろ失敗から学ぶことを楽しんでいるようにさえ見えます。この姿勢は、イノベーションを生み出す上で非常に重要です。歴史上の多くの発明や発見は、失敗の繰り返しの末に生まれたものです。

トーマス・エジソンは電球の開発に何千回もの失敗を重ねましたが、彼はそれを「1万通りの、うまくいかない方法を発見した」と前向きに捉えていました。失敗は”結果”ではなく、成功までの”過程”なんですね。

第二に
、「おバカ」たちは固定概念や常識にとらわれないという特徴があります。彼らは「そんなの無理だ」と言われても、その言葉を真に受けることなく、自分の信じる道を突き進みます。この姿勢が、時として画期的な発見や革新的なビジネスモデルを生み出すことがあるのです。

第三に
、「おバカ」たちには純粋な動機と情熱があります。彼らは自分の信じるものに対して全力で取り組みます。その姿勢が周囲の人々を巻き込んでいくのです。この情熱は、困難に直面した時の原動力となり、多くの人々が諦めてしまうような状況でも前進し続けます。

例えば、イーロン・マスクは電気自動車や宇宙開発など、多くの人が「おバカ」だと思うようなプロジェクトに取り組んできました。しかし、彼の純粋な情熱は多くの人々を魅了し、結果として自動車業界や宇宙開発の常識を覆すことに成功しています。

<おバカを承認できる心を持とう>

「おバカ」たちのことを理解したところで、私たち一人一人がどのような姿勢を持つべきかを考えてみましょう。まず重要なのは、「おバカ」を排除するのではなく、受け入れる心を持つことです。

ただし、「おバカ」を受け入れるということは、彼らの行動を無条件に肯定することではありません。時には、彼らの行動が周囲に悪影響を及ぼす可能性がある場合、適切な指摘や指導が必要になることもあるでしょう。

しかし重要なのは、彼らの創造性や情熱を潰さないように配慮しながら、適切なバランスを取ることです。また、自分自身も時には「おバカ」になることを恐れないことも大切です。誰もが常に正しい判断ができるわけではありません。時には失敗することもあるでしょう。

しかし、その失敗を恐れるあまり、新しいことに挑戦する勇気を失ってしまっては、本当の意味での成長は決してありません。「おバカ」になることを恐れず、失敗を恐れず、常に新しいことにチャレンジする姿勢を持つことで、私たち一人一人が世界を変える可能性を秘めているのです。

最後までご覧いただきありがとうございます。私は、普段、経営者、個人事業主、フリーランスなど自分で事業をやっておられる方が幸せに成功するための具体的な方法を”無料オンラインサロンBMC”でも教えています。ご興味のある方は、是非覗いてみてください。

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