成功する人と失敗する人を分ける1つの大きな要因は、良い習慣を持っているかどうか?と言っても過言ではありません。
この記事でお話しすることを実際に実践していただければ、習慣化したいことを次々と日常で習慣化し、夢や目標を達成させることができるようになります。
早速、話に入っていきたいと思いますが、そもそも大前提、なぜ良い習慣を持つことが大事なのでしょうか?
その理由は、まず、私たちの現実は、思考➡行動➡現実の順番で変化するからなんです。
つまり、現実というのは、思考が作り出した毎日の行動、すなわち、「無意識の習慣」が作り出しています。ですから、今の現実を変えたいなら、今までとは違う良い思考習慣や行動習慣を新しく作り出すことが非常に大事になって来るのです。
思考習慣が新しくなることで、新しいマインドがセットされ、行動が変わり、現実が変わっていくという流れです。ただし、ここで問題があって、人には今の身体の状態を一定に保とうとする「生体恒常性」という性質があるんです。これがやっかいなもので、この性質が原因で、何か新しいことを習慣としようとしても、続かず、元の習慣に戻ってしまうんです。3日坊主で終わるっていう人は、この「生体恒常性」が働いているからであって、本来、人として3日坊主は当たり前なんです。
でも、この記事を見ている方は、この「生体恒常性」にあらがって、新しい習慣を手に入れたい方ですよね?
だとしたら、元の習慣を断ち切り、新しい習慣を手に入れるっていうことをやらないといけません。そのためのポイントは、習慣化させるときは、「やる気」や「意志力」に頼らないことがまず、前提として大切です。
何でかと言いますと、例えば、筋トレや朝起きを習慣化したい時、気合で毎日やり続けようとしても、やったことのない人にとっては、それは苦痛ですし、おそらくほとんどの人が面倒くさくなって挫折してしまいます。このように、やる気や意志力には、日や時間によってムラがありますし、限界があります。
なので、必ず新習慣を作りたいと考えている人は、やる気や意志力を使わずに取り組めるようにすることが非常に大事で、今からその秘策を6つお伝えしたいと思います。あなたの無意識に働きかけるために意識して意識して実践してみてください。
確実に習慣化するための6つの方法、1つ目は、「最初は少しずつ行動する」です。
まずは、新しいことを始めたら、行動することで慣れていくことが大切なのです。最初から行動量が多すぎると、行動するときの痛みや負担も大きいので、最初は行動量を小さくしてください。
例えば、体を鍛えるために、毎日走ることを習慣化したい場合…。いきなり、1日10キロ走ることを習慣にするのは、かなりきついので、最初は1日1キロ走るといったように、すぐに取り組める少ない行動量に目標を設定します。
そして、1キロに慣れてきたら、次は3キロ、その次は5キロといったように徐々に行動量を大きくして、コンフォートゾーンを広げていくのがおすすめです。
このコンフォートゾーンというのは、無意識でできる当たり前だと思える領域のことです。例えば、自転車に乗るのは、最初は転んだり、意識しないと乗れませんが、そのうち自転車に乗れるのが当たり前になって、自転車に普通に乗ることがコンフォートゾーン、無意識を活用できて新習慣を手に入れているということになります。
次、2つ目の習慣化の方法は、「すでにある習慣にプラスする」です。
この方法は、「if-Thenプランニング」という習慣かメソッドを活用します。
やり方はとてもシンプルで、「if-Then」「もしXだったらYをする」というルールをあらかじめ決めておき、日々のすでにある習慣に組み込む方法です。
これは、お腹がすいたら食べる、悲しい時は泣くといったような、本来、人に備わっている無意識レベルの行動のしくみを利用するものです。
例えば、「午後7時になったら、ジムに行って汗を流す」「机に座ったら、まず今やるべきタスクを確認する」「布団に入ったら、学習動画を1本聴いてから寝る」といったように、できるだけ、日常生活に違和感なくプラスαして、新しい習慣を組み込むことがポイントになります。
で、3つ目の習慣化の方法は、「記録をつける」です。
これが一番最強かもしれません。人の脳は、そもそも繰り返し快楽物質ドーパミンを分泌してくれるものを好きになりやすいんです。好きだから、行動するし、習慣化もされやすいんです。
例えば、TVやゲーム、お酒などの娯楽系のものが習慣化されやすいのはその為です。ですから逆に、新しいことをやる時に、ドーパミンが分泌されるようにすれば、それが習慣化されやすくなります。
で、このドーパミンを分泌するのに、役に立つのが、「記録を付ける」「可視化する」ということなのです。例えば、筋トレを習慣化する場合。腹筋30回終わったら、「よし!1日目達成」とカレンダーに花丸を書き込むんです。
すると、わずかながらでも達成感を実感できるのでドーパミンが分泌されます。で、次の日も腹筋が終わったら、カレンダーに花丸を書き込むんです。これを繰り返していくことで、脳は腹筋をすることが好きになり、毎日続けることが格段に楽になります。
4つ目の習慣化の方法は、「環境を変える」です。これは「つるみを変える」ことでもあります。
人は自分の意志より環境に強い影響を受ける生き物です。
ですから、行動しなければいけない環境や状況、良い影響をあなたに与えてくれる人たちがいるコミュニティに身をおくなどは非常に効果的で強力な習慣化の方法なんです。
例えば、テレビを捨てる、YouTubeを見ない、仕事に集中するためにカフェに行くといった小さなことから、住む場所を変えたり、自分の理想とする人が集まるコミュニティに入るなど、強制的に行動しなければならない環境を自分で選択していくことで新習慣が形成できる仕組みを手にいれることができます。
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次、5つ目の習慣化の方法は、「罰を与える」です。
これ結構、効果的なんですけど行動しない時に自分自身に痛みを与えるんです。例えば、逃げるための退路を完全に断ったり、人に目標の宣言をすることで、できなかったときに恥をかくようにしたり、できなかったときに家族や友達に罰金を払うようにしたりと、もしやらなかったら、自分がネガティブな状況になるように意図的に仕組むんです。
人は、ポジティブなことを得たいと願う力より、失う恐怖から逃れたいという気持ちの方が大きく働き、原動力になったりもします。
で、最後、6つ目の習慣化の方法は、「スケジュールにタスクを組み込む」です。習慣化できない1つの要因として、その新しい習慣形成に取り組みはじめて、いつまでに、結果どうなりたいのか?といった目標の明確化がなされていないことが良くあります。
また、目標はとりあえず作ったけど、何をどのようにするべきか?が分かってない場合などです。そこで大事なのが、やるべきことをタスクのレベルまで落とし込み、プロセスを可視化して、スケジュールに組み込むことです。プランニングのための時間の確保が必要です。
ポイントは、目標達成のためのタスクを全て書き出すことです。
この詳しいやり方に関しては、コチラの記事で詳しく書いてます。
今回は、習慣化をテーマに、習慣化がなぜ大事なのか?習慣化のポイント、方法についてお伝えしました。
習慣化は、歯磨きのように意識しなくても行動できるようになったときに、はじめて完成します。よくある習慣化の間違いとして、「21日間継続すれば、習慣化される」というものがあります。
これは事実であり不実なんです。それは習慣化にかかる日数は人によって異なるからです。しかし、覚えておいて頂きたいことは、古い習慣を駆逐して、新習慣を形成するプロセスにおいては、「不快」を体験するということです。
新習慣の形成には、嫌な感情を感じることを避けて通ることはできません。頑張ってもできないことがあるからです。しかし、できないことができるようになると嬉しいので、1回や2回できただけで多くの人は行動を止めがちです。
新習慣の形成には、「21日続いたからもう大丈夫!」という考えではなく、無意識レベルで、やらないと逆に気持ち悪いみたいなレベルになるまで、何度も何度も意識して行動を継続していく必要があるんです。習慣ほど恐ろしいものはありません。
そして、習慣ほど頼もしいものもありません。成長を志向して新習慣をつくり続けて行きたいと思います。
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