社内報の作成が「義務」や「負担」になっていませんか。読む人に届かず、締切だけが迫る状況は誰にでも起こるのです。
本記事では、社内報の役割を再整理し、担当者の負担を減らしながら“伝わる広報”へと進化させるための新ルールと改善策を紹介します。
◆「社内報の発信が苦痛…」と感じたら見直すタイミング

社内報を続けていると、「締切がつらい」「ネタ探しが苦しい」と感じる瞬間が出てきます。多くの企業では社内報担当が本業と兼任で、企画・取材・原稿・デザイン・配信まで担うケースが多いため、業務負荷が高くなりやすいのが現実です。発信が苦痛になる背景には、社内報の目的が明確でないことが大きく影響しているのです。作り手だけが頑張り、経営層や現場に価値が伝わっていなければ、社内広報は空回りし続けてしまいます。
「作ること」がゴール化していませんか
発行頻度を守ることが目的になると、読まれない記事が量産され、担当者のモチベーションも低下します。本来の社内報は“読むと仕事がしやすくなる情報”のまとまりです。毎号の企画ごとに「誰に」「どんな変化を起こしたいのか」を設定することで、社内報は“義務的なお知らせ”から“行動につながる社内広報”に変わるでしょう。
◆あらためて押さえたい「社内報とは」
社内報の役割や最新のトレンドをご紹介します。
社内報の本来の役割
社内報とは、経営理念・会社の取り組み・社員の活動などを共有し、組織の一体感を高めるための媒体です。紙でもWebでも動画でも、本質は変わりません。主な役割は次の3つに集約できます。 ・会社の方向性を伝え、判断軸をそろえる ・部署や拠点を越えた“顔が見える情報”で結びつきを強くする ・社員の挑戦や成功事例を共有し、行動を後押しする
「社内報 最新」トレンドのポイント
近年はWeb社内報、動画社内報、社内アプリの活用が増え、閲覧ログやリアクションを分析しながら改善するケースが増えているのです。通勤中やスキマ時間にスマホで見られる形式は若手や現場と相性が良く、エンゲージメント向上の施策としても注目されています。
◆“伝わる社内広報”に変えるための新ルール
社内報の6つの新ルールをご紹介します。
新ルール1:目的から逆算して企画する
「ページを埋める」ではなく「どんな課題を解決するか」から考えることが重要です。制度浸透・部署連携・意識改革など、目的ごとに企画の狙いを定義しましょう。
新ルール2:ターゲット読者は“1人”に絞る
「全社員向けに書くほど伝わらない」というのが社内報の落とし穴です。記事ごとに“代表読者”を一人設定すると、言葉の選び方や情報量が最適化され、共感が生まれやすくなります。
新ルール3:“顔が見える情報”を必ず入れる
数字・制度・告知だけでは印象に残りません。“人のストーリー”を混ぜることで、内容の理解度も記憶への定着も高まります。
新ルール4:フォーマットを3種類に定型化
毎号ゼロから構成を考えるのは非効率です。 ・ニュース型(制度・人事など事実だけ伝える) ・ストーリー型(挑戦やプロジェクトの裏側を紹介) ・ハウツー型(業務改善やツール活用のコツ) この3つを基本形として固定すると、制作の負担が大幅に軽減されます。
新ルール5:ツールで“読まれている実感”を可視化
閲覧率・平均閲覧時間・リアクションデータを確認しながら改善していくことで、成果を数字で把握できます。数字の手応えは担当者のモチベーション維持にも有効です。
新ルール6:“やめること”も決めて負荷を防ぐ
連載の惰性、情報の詰め込み、担当者の抱え込みは疲弊の原因です。 「反応がない企画は打ち切る」「社外ニュースの焼き直しをやめる」「編集協力者を社内で募る」など、守備範囲を明確にして担当者を守る仕組みをつくりましょう。
◆明日からできる改善ステップ
早速明日から改善していきましょう。
①直近3号を振り返り「狙い」と「読者」を棚卸しする
目的が曖昧な号が多いほど、改善余地が大きいサインです。
②一人で抱えず、社内に“仲間”をつくる
情報提供者・リポーター・編集委員など、協力者の仕組みをつくることで継続が可能になるでしょう。
③「社内報 最新」事例から“できる範囲だけ採用”する
- 完璧を目指すより、続けられる形を優先しましょう。続けるほど効果が表れます。
◆まとめ
社内報の発信が苦痛になっているとしたら、その感覚は改善のサインです。目的と読者を再定義し、発信の仕組みを整えることで、“作る側にも読む側にもやさしい社内報”へアップデートできます。
運営の負担を減らしつつ、社内のコミュニケーションを高める社内広報へ進化させていきましょう。
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