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【3000人の社長を見て】成功する社長に共通する特徴3選

今回は、「成功する社長の共通点」をテーマにお話しします。

あなたはどんな事業をやられていますか?私は今まで総勢3000名以上の社長さんを見てきましたが、業種が何であれ、成功している会社の社長にはある3つの共通点があります。この共通点は、会社の大小には全く関係ございませんので、知っておくかどうかだけで、全く変わってくると思います。

まず、成功する社長の共通点1つ目は、「優柔不断ではない」という特徴です。成功している人たちはみんな決断力があります。そもそも、くよくよする人は、会社経営をやってはいけません。

くよくよするというのは後悔することです。経営には、そもそも「後悔」という言葉はありません。経営はすべて成功するために動くものだからです。

そのため、後悔している時間は無駄です。ですから、成功している人たちはみんな決断力があるのです。決断力という言葉は難しく感じるかもしれませんが、要は「やるかやらないか」を決めること、「進むか進まないか」を決めることです。

そして、やめるべきことをすぐ決める。このスピードが非常に重要です。成功する人は、自分のやることについて「不可能」という言葉はないと思っています。どんな問題や課題も、針の穴ほどの小さな糸口が必ずあり、その小さな糸口を無理やりこじ開けるような行動力を持っています。そういう人たちはうまくいきます。

しかし、「どうしよう、うまくいくかな、上手くいかないかな」と考えた瞬間から経営者には向いていません。本当にやるかやらないかだけです。過去に見てきた失敗した社長さんたちは皆、優柔不断でした。いったりきたり、決断力にかけるんです。

やると決めたら決断力を持って素早く行動する。ダメでもくよくよしない、こういうメンタルを持っている人はうまくいきます。これは、頭が良い悪いは関係ありません。そして、決断する力を養うためには、ちょっとしたことをやるだけでいい。それは日常の生活の中で、小さなことから決めていけばいいのです。小さなことから決断して行動する。自分にとって痛くないもの、例えば金額の小さなものを買うか買わないか、昼ご飯を、ココイチのカレーにするか、天下一品のラーメンにするか。小さなこと、それをすぐ決める。決断する。これを訓練すればすぐに決断力はつきます。

これを毎日練習していくのです。意図的でありましょう!

2つ目の成功する社長の特徴は「素直さ」があるかどうかです。子供の頃から私たちは、素直でいろって言われてきました。

で、子供の頃は僕らなりにいたいんだよ。みたいに反発する時期って絶対あると思うんです。でも、やっぱり社長として、リーダーとして、人として成長していく上で「素直さ」ってとても大事だと思います。子供の頃の「素直」のイメージって、親の言うことは聞く、先生の言うとおりにする。みたいな場合がほとんどだったと思います。

でも、本当の「素直さ」って親や先生の言うことを何でも「はい、はい」と聞いていればいいのかって言うと、そうでもありません。じゃあ、私たち大人の「素直さ」って、社長の、リーダーの「素直さ」って何なんだろうって考えた時に、私は、「素直さ」って「自分を変える勇気のこと」だと思うんです。

例えば、人から「社長、もっとこうしたらどうでしょう?」ってアドバイスや意見があった時に、「何言ってんだよ、俺はこれで来たんだから、これでいいんだよ」って思う社長と、「ちょっと待ってよ、そうだよなぁ。確かに今までの俺だったらそうは考えなかった。だから理想の売上が作れなかったのかも知れない。ここは自分のやり方を手放して、そのやり方でやってみよう」みたいな考え方をもつかもしれません。

私の経験上、後者の方が圧倒的に成長スピードは速いです。大事なことは、自分をポジティブに変えられるか。自分を変えるって怖いんですよ。だって今日まで生きてきた自分を否定されるくらいの気持ちになりますから。でも、これまでの自分ではやらなかった選択をするからこそ成長するし、これまでの自分でやらなかった決断をするからこそ、そして、行動を選択をするからこそ現実に変化が怒るわけなんです。成功は常に自分の思考の外側、頭の外にあります。ですから、自分を変える勇気を持てるかどうかってすごく大事だな―と思うんです。

もちろん、「素直さ」とは何でも「はい、はいって、人の言うことを聞く」ことではありません。「はい」って言ったあとに、そのYesに本当に責任をもって、自分を変えられるかどうか。これが非常に大事です。

最後に、成功する社長、3つ目の特徴が「人を育てる」です。多くの社長と話していると、上手くいっている社長は共通して「人が育つってことが一番嬉しいんだよね」と言います。

ビジネスをする上での喜びには、利益や大きなビジネスを動かすことなど様々ありますが、何よりも人が育つこと「あいつが育って、任せられる」と言って、次の高みを目指す社長が多いです。

そして、できる社長ほど仕組みで人を育てています。もちろん、一生懸命に人材を育てようと様々な関わりや取り組みをしている経営者も多いですが、その前に大切なことは、人が育つ仕組みを理解し、その仕組みを作った上で教育を行うことです。人を育てる仕組みには、三つの重要な要素があります。

まず一つ目は評価制度です。人を育てるには、人材には部門と立場があり、横の階層、縦の階層があります。それぞれに対して何を評価するのか、何を求めているのかを明確にすることが重要です。人材をどのようなゴールに向けて育てているのかが曖昧では、そもそも人材育成はうまくいきません。多くの会社が、どんな人材がどれだけ必要なのかを曖昧にしたまま人材育成を始めています。その結果、評価制度がないために自分に都合の良い人材を育てようとする傾向があります。次に必要なのが採用基準です。採用のミスは人材育成では取り戻せないと言われるほど重要です。

人材育成には大きく三つの教育が必要です。一つ目はパーソナル教育、人間の価値観や愛などの教育です。二つ目はスキル教育、業務における専門知識やスキルの教育です。三つ目はマネジメント教育、チーム全体をどのように動かしていくかという教育です。

特に難しいのはパーソナル教育で、価値観や考え方、学びが重要です。採用基準としては、価値観の合う人を採用することが非常に重要です。多くの企業はスキルや経験を重視して採用していますが、価値観が合わない人を採用してしまうケースが多いです。その結果、人間関係で辞めていく人や、チームがまとまらない問題が必ず発生します。これが採用時のミスです。

どんな人を採用するのかを明確にし、評価制度と教育制度がしっかり紐付いていることが大切です。教育制度に基づいて学ぶことで、確実に会社や組織の求める人材に成長していきます。

ですから、この三つの仕組み(評価制度、採用基準、教育制度)が会社の人事理念と繋がっていることが重要なのです。人事理念とは、人材に対する会社や組織の考え方、会社が求める理想の人材像です。理想像を明確にして、評価制度、採用基準、教育制度が繋がることで、人が育つ仕組みが出来上がります。

この仕組みを作ってから人材を採用し育成することで、効率よく人が育ちます。しかし、こうした仕組みがないままに、人をとりあえず採用し、急場しのぎでスキル重視で採用することが多いのが現状です。

私もそんな風によくやってきました。しかし、そんな人材を教育しても評価制度が曖昧なため、結果でしか評価できない。こうした行き当たりばったりの人材採用と教育を行っている会社がスケールしていかない会社や組織には非常に多いんです。安定成長を目指す企業は、この三つの仕組みを理解し、まず人を育てる仕組みを作ってから人材育成に取り掛かることが重要です。こうした仕組みがあれば、人材育成の問題の八割は解決できるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。私は、普段、経営者、個人事業主、フリーランスなど自分で事業をやっておられる方が幸せに成功するための具体的な方法を”無料オンラインサロンBMC”でも教えています。ご興味のある方は、是非覗いてみてください。

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